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認知症の介護 振り返る 「ペコロスの母」著者・岡野さん 来月14日に我孫子で特別講演:東京新聞 TOKYO Web

岡野雄一さん

岡野雄一さん

 認知症の母親との交流を題材にしたエッセー漫画「ペコロスの母に会いに行く」の著者・岡野雄一さんが十一月十四日、我孫子市で講演する。演題は「ペコロスの母の贈り物〜認知症の母が教えてくれたこと」。主催の県福祉ふれあいプラザが聴講者を募っている。

 漫画は岡野さんの実体験を元に、介護を通じての親子のやりとりを描いた。切ないながらもユーモラスで温かみのある作風が共感を呼び、二〇一三年の第四十二回日本漫画家協会優秀賞を受賞、これを原作とする同名映画は同年の第八十七回キネマ旬報ベストテンの日本映画一位に選ばれた。

 岡野さんは、かつて松戸市に家を構えて住むなど、東葛地域に縁があるといい、今回の講演では、介護の日々を母光江さんの思い出とともに話す。自作の歌もギターの弾き語りで披露する予定だ。

 会場はJR我孫子駅南口のけやきプラザ二階ふれあいホール。午後一時半〜三時半。先着二百五十人、無料、要予約。申し込み・問い合わせは県福祉ふれあいプラザ=電04(7165)2886=へ。月曜休館。(堀場達)

◆市、啓発動画配信

 我孫子市は認知症の啓発動画「RUN伴(とも)+あびこ2020オレンジバトンプロジェクト」を制作し、今月から動画配信サイトYouTube(ユーチューブ)で公開している。コロナ禍でも、認知症に対する理解を深めたいという。

 同市では一昨年から、地域のさまざまな人たちが、たすきをつなぎながら走って、認知症への思いを共有するリレーイベントのRUN伴を開いてきた。参加者は市独自のオレンジ色のTシャツを着て走り、今年も9月21日の国際アルツハイマーデーに合わせて計画されたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開催を断念した。

 代わりに考えたのが動画。「走らなくてもつながるみんなの気持ち」を合言葉に、郵便受けにバトンを入れるなどのリレーの様子を、広く知らせることにした。11分の動画には市内の福祉施設関係者、商店主らのほか、今年から福祉コースを新設した我孫子東高校の生徒ら総勢241人が出演している。

 「認知症になっても安心して暮らせるまち我孫子」を伝える狙いだ。

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