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日本映画大初代学長・佐藤忠男さん 麻生でお別れの集い 川崎市の文化振興にも尽力:東京新聞 TOKYO Web

あいさつをする天願大介学長(左)=麻生区で

あいさつをする天願大介学長(左)=麻生区で

 日本映画大学(川崎市麻生区)の名誉学長で、三月に亡くなった映画評論家の佐藤忠男さん=享年(91)=のお別れの集いが十三日、同区の新百合トウェンティワンホールで開かれた。学生や映画関係者ら約三百人が参列し、佐藤さんをしのんだ。(竹谷直子)

 同大の天願大介学長は「権威や価値を超えて、正々堂々と映画に向き合ったからこそ国際的にも評価された。熱い情熱を秘めていた人だった」と語り、「百五十冊もの本を残した人。本を通して、今後も影響を学生たちは受けてくれるのでは」と惜しんだ。

 会場では生前の佐藤さんの映像が流された。親族代表としてめいの林友実子さんは「教育にも映画評論家としても、まじめに生きてきた人だった」と話した。

 同大によると、佐藤さんは一九三〇年、新潟県生まれ。働きながら定時制高校を卒業し五六年に初の評論集「日本の映画」を刊行。キネマ旬報賞を受賞し、本格的な評論活動を始めた。

 九六年には、百年以上に及ぶ映画史をまとめた「日本映画史」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。二〇一一年に開学した同大学の初代学長として、多くの若者の育成に取り組んだ。芸術祭のアルテリッカしんゆり実行委員長として、川崎の文化振興にも尽力した。



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