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「ベイビー・ブローカー」ペ・ドゥナ、日本映画「空気人形」に続いて再び是枝裕和監督の作品に出演“私が1番尊敬している監督” – Kstyle

写真=CJ ENM、映画社ZIPペ・ドゥナは今年、数え年で44歳になるが、深い配慮と思いやりで、先輩・後輩問わずに幅広い世代とコミュニケーションをとっている。

「既成世代として、次の世代に私より良い人生を生きてほしい」と語る様子からも、井戸のように深い彼女の思いやりと周囲の人を包み込む温かい人柄が垣間見える。

ペ・ドゥナは最近、オンラインで行われたインタビューで「今年のカンヌ映画祭に行けなくて本当に残念でした」と伝えた。彼女は現在、米・ハリウッドでザック・スナイダー監督の新作「Rebel Moon」を撮影している。

ペ・ドゥナは、先月行われた「第75回カンヌ国際映画祭」に出席するために、あらゆる努力をしてみたが、思い通りにならず残念だったと打ち明けた。「スケジュールを整理してみたけれどダメでした。役者は、現在進行中の作品の撮影を優先するべきですので」とし、「映画『ベイビー・ブローカー』にも出演しましたし、今回は『次のソヒ』も一緒に選出されて、私にとっては特別な年でした。本当に嬉しかったですが、2日間の時間を割くことができなくて残念でした」と話した。

ペ・ドゥナが主演を務めた映画「ベイビー・ブローカー」と「次のソヒ」は、今年カンヌ映画祭でそれぞれコンペティション部門、批評家週間の閉幕作に選出された。

同日、彼女は「かつて審査員からカンヌ映画祭に招待されたことがありますが、その時もアメリカで撮影があって行けませんでした。当時、釜山(プサン)映画祭でカンヌ執行委員長にお会いしましたが、『私たち(映画祭への出席)の誘いを断ったでしょう?』と言われて、『今度は必ず行きます』と言ったのに、今回も行けませんでした。カンヌ映画祭に招待される度に、なぜ私はアメリカの映画を撮っているのか分かりません(笑)」と残念な気持ちを伝えた。

彼女は共演俳優のソン・ガンホが、「ベイビー・ブローカー」を通じて最優秀男優賞を受賞したことを祝福し、「ソン・ガンホ先輩の最優秀男優賞が本当に嬉しかったです。私にとって大きな喜びは、ソン・ガンホ先輩がカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞したことです。先輩は、私が本当に尊敬している方ですし、韓国で本当に大きな俳優です。また、映画『ベイビー・ブローカー』が良かったからこそ、先輩も好評を得ることができたのだと思います。(授賞式当日に)ソン・ガンホ先輩が受賞したという速報が出て、すぐにお祝いのメッセージを送りましたが、まだ返事が来ません(笑)。メッセージをたくさん貰ったのだと思います。実は私がカカオトークを利用していなくて、携帯のメッセージで送りました。海外にいたのでメッセージが届かなかったのかもしれません」とし、笑いを誘った。

2人は「復讐者に憐れみを」「グエムル-漢江の怪物-」「麻薬王」、そして「ベイビー・ブローカー」まで、4つの作品で共演した。同日午後に開かれたオンラインインタビューで、ソン・ガンホは「その日、僕はフランスに、ペ・ドゥナさんはアメリカにいたせいで、メッセージを貰っていません。インタビューが終わったら、今日の夕方にでもすぐに電話をかけて感謝を伝えたいです」と答えた。

さらに、ペ・ドゥナは「実は、私がソン・ガンホ先輩と最も多く共演した女優なんです。私が21歳の時から共演してきた先輩で、彼が精魂を込めて映画を1本1本を作ってきたのを見守ってきたので、今年の受賞は本当に嬉しかったです」とし、もう一度彼の受賞を祝福した。

是枝裕和監督については、「監督の前作『空気人形』に出演した時も、是枝監督は非常に良い経験をさせてくださいました。その時からすごく尊敬しています」と話した。

ペ・ドゥナは彼の「空気人形」(2010)に続いて、新作「ベイビー・ブローカー」(2022)にも主演として参加した。「ベイビー・ブローカー」は、2015年から是枝監督が展開してきたプロジェクトだったが、俳優たちの撮影スケジュールや新型コロナウイルスの感染拡大による状況を考慮して、昨年ついにクランクアップした。同作でペ・ドゥナは、刑事スジン役を務めて、若い母親ソヨン(IU)と、ベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)とドンス(カン・ドンウォン)を見ながら、変化する人物を演じた。

ペ・ドゥナは、「今回、監督とまたご一緒できたのは、私にとってもすごく光栄なことでした。是枝監督はそのままで、昔と全く変わっていません。社会を見る視線やスタッフを尊重する姿勢、俳優たちに対する態度、演技のディレクティンが相変わらずでした。是枝裕和は、私が1番尊敬している監督です。本当にナンバーワンで、完璧な監督です」と絶賛した。

「私は20代を過ぎてから、自分が務めた役が何かよりは、どんな作品をしているかを見るようになりました。私が務めた役が良いかどうかよりも、どのような作品に自分が出ていて、その作品の中で自分がどのように使われるかを見るようになりました。その影響なのか、そういった視点で見るべき役柄のオファーがたくさん来ます。私が社会問題を知ったときに『これは映画になってほしいな』と思ったものが、映画として作られたこともあります」と語った。

ペ・ドゥナは、映画女優ならではの観点と共に、韓国映画界に必要な“正しい視線”についても悩んでいるという。彼女は「既成世代として、私より若い人たちが、私が生きた時代よりもっと良い人生を歩んで欲しいと、最近特に思うようになりました。映画『次のソヒ』でも、社会問題について学ぶ過程があって、(キャラクター同士の)葛藤の過程を通じて見せたいものがありました。試行錯誤や発想の転換、反省する姿を見て欲しいと思いました。観客の皆さんがどのように捉えるのかはわかりません」と話した。

ペ・ドゥナは、自身の顔がカッコよく綺麗に撮れているかや、自身の演技がどうだったかを細かくチェックする俳優たちとは、レベルが違う。「私は監督がOKサインを出したら、私もOKだと思っています。なので撮影をする時、私は自分の演技をチェックしません。見たら恥ずかしいので(笑)」

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