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梶浦由記、『DEEMO サクラノオト』主題歌誕生の舞台裏を明かす「歌う人によって言葉を変えたい」 | .

全世界累計2,800万ダウンロードを突破する人気音楽リズムゲーム「DEEMO」の劇場版アニメーション『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』の製作陣によるトークイベントが3月9日、東京・新宿バルト9で行われた。

ピアノをコンセプトに据え、ジャンルの枠にとらわれないオリジナル楽曲の高いクオリティと、リズム&メロディの緻密さから生まれる圧倒的な演奏感で大ヒットを記録した「DEEMO」。現在公開中の劇場版は「Production I.G」が製作をサポートし、ピアノを弾く謎の生き物“Deemo”が、ピアノの音色で伸びる樹木を成長させ、空から降ってきた女の子を元の世界に戻そうと奮闘する姿を描く。

この日のトークイベントには声優・竹達彩奈(アリス役)をはじめ、藤咲淳一総監督、松下周平監督、そして、音楽面でも高い評価を受ける本作にふさわしく、主題歌制作・イメージソング提供の梶浦由記、主題歌を担当するHinanoが出席した。

作詞・作曲・編曲を手掛けるマルチ音楽コンポーザーとして、映画やドラマ、そして「鬼滅の刃」「ソードアート・オンライン」シリーズなど話題のアニメも担当している梶浦さん。イメージソングについて「かなり初期の段階で、作品から感じたイメージを全部ぶち込んだ」と振り返り、片や主題歌「nocturne」は「最後に流れますし、日本語の歌詞が付きますので、もう少し雄弁でなければと。メロディがギミック的に使われることもわかっていたので、わかりやすいフレーズがしみ込む方法を考えた」と違いを解説していた。

さらに「ともかくピアノが主役」だと語り、「ピアノのメロディが前に出るように作りたいなと。ピアノと歌が絡んで離れて、また絡んで。あとは闇と光のバランスですよね、そこは大事だなと思った」とこだわりを明かした。1400人以上が参加したオーディションを勝ち抜いたHinanoさんが歌唱を担当することになり、「歌う人によって言葉を変えたいんです。この声なら、この言葉かなと。なので、Hinanoさんに決まってから歌詞が完成した」と主題歌誕生の舞台裏も明らかになり、長年の梶浦ファンだと言う竹達さんは「私がデビューする前から大好きで、200%崇拝レベル。あと2時間くらい、お話を聞きたい」と感激しきりだった。

また、藤咲総監督は「最後に梶浦さんに会ったのは20世紀のこと(笑)。ゲームの仕事でご一緒した」そうで、「独自な音を作る梶浦さんが、『DEEMO』のナイーブな楽曲をどう表現するのか楽しみだったが、届いた音源を聞いて『やっぱり、すげーな、この人は』って」と尊敬の念を示していた。

『DEEMO サクラノオト』は全国にて公開中。

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