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佐藤健「大変光栄です」第76回毎日映画コンクールで男優主演賞を初受賞 | .

俳優の佐藤健が2月15日、都内で行われた第76回毎日映画コンクールの表彰式に出席。主演作『護られなかった者たちへ』で男優主演賞を初受賞し「大変光栄です。支えてくださったすべての皆さんに感謝を伝えたいと思います」と喜びを語った。

ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を佐藤健&瀬々敬久監督という『8年越しの花嫁 奇跡の実話』コンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から10年後、宮城県内の都市部で発生した連続殺人事件を描く同作で、佐藤さんは捜査線上に浮かび上がる元模範囚・利根泰久を演じ、新境地に立つ演技が高く評価された。

大友啓史監督&佐藤健

また、佐藤さんが主演を務めた『るろうに剣心 最終章 The Final』がTSUTAYA 映画ファン賞・日本映画部門を受賞し、メガホンをとった大友啓史監督とともに同賞を受け取り、「我々が頑張ったあの日々が報われましたね。投票してくださった皆さんの愛を感じました。その気持ちをしっかり受け止めましたので、それを原動力に変えて、今後も精進していきたいと思います」とファンに感謝を伝えていた。

毎日映画コンクールは1946年、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞で約80人が選考に関わる。第76回となる今年は、日本映画として初めて米アカデミー賞作品賞にノミネートされている『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)が、日本映画大賞を受賞。西川美和監督が『すばらしき世界』が日本映画優秀賞をはじめ、最多4冠を達成した。

佐藤健 男優主演賞受賞のコメント

大変光栄です。ここに立てているのは間違いなく、瀬々(敬久)監督をはじめ、スタッフ、共演者の皆さんのおかげです。支えてくださったすべての皆さんに感謝を伝えたいと思います。ありがとうございます。改めてすばらしい映画に携わらせていただいたと思います。現場では自分の力はちっぽけなもの。皆さんの支えがあって、何とか演じ切ることができたので、皆さんに感謝したいです。

(役作りについて)自分ですごく頑張ったということではなくて、本当に(現場の)空気に身を委ねたという言い方が近いですね。全編宮城で撮影させていただき、僕も実際に2ヶ月ほど宮城に滞在しました。その空気を感じながら、当時の様子を再現してくださった技術の力を借りながら、撮影した感じですかね。

撮影中はコロナ禍ということもあって、普段なら一緒にご飯に行ったりするんですけど、そういうこともできず…。他の映画と比べて、共演者やスタッフの皆さんとコミュニケーションを取る時間はあまりなかったです。阿部(寛)さんとの共演もすごく楽しみにしていたんですけど、ほぼほぼ挨拶するしか時間なくて。(容疑者と刑事という)役柄の関係性もあると思いますが、本当はもっと話したかったなと。また、別の機会に今回の現場の皆さんとはご一緒できればと思っています。

【第76回毎日映画コンクール 受賞結果】

日本映画大賞:『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)
日本映画優秀賞:『すばらしき世界』(西川美和監督)
外国映画ベストワン賞:『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)
男優主演賞:佐藤健『護られなかった者たちへ』
女優主演賞:尾野真千子『茜色に焼かれる』
男優助演賞:仲野太賀『すばらしき世界』
女優助演賞:清原果耶『護られなかった者たちへ』
スポニチグランプリ新人賞(男性):和田庵『茜色に焼かれる』
スポニチグランプリ新人賞(女性):片山友希『茜色に焼かれる』
監督賞:濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
脚本賞:吉田恵輔『空白』(土に口のよし)
撮影賞:笠松則通『すばらしき世界』
美術賞:原田哲男『燃えよ剣』
音楽賞:林正樹『すばらしき世界』
録音賞:浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』
アニメーション映画賞:『岬のマヨイガ』(川面真也監督)
大藤信郎賞:『プックラポッタと森の時間』(八代健志監督)
ドキュメンタリー映画賞:『水俣曼荼羅』(原一男監督)
TSUTAYA 映画ファン賞・日本映画部門:『るろうに剣心 最終章 The Final』
TSUTAYA 映画ファン賞・外国映画部門:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
田中絹代賞:宮本信子
特別賞:岩波ホール(エキプ・ド・シネマの活動)

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