俳優

約2万円で時計の雰囲気がこんなに変わる!【俳優・木下ほうか氏】監修の古典的なリベットブレスの魅力 | Watch LIFE NEWS|ウオッチライフを楽しむ時計総合ニュースサイト

 時計専門のクラウドファンディングサイト“WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)”で現在先行予約を受け付け中の、時計愛好家としても知る人ぞ知る個性派俳優・木下ほうか氏監修の新作時計“アウトライン・パートナー1”。スタートしてわずか2週間ですでに目標金額の1700%以上を達成するなど、大きな反響を呼んでいる。

木下ほうか氏監修の“アウトライン・パートナー1”

 そして、今回取り上げるのは、その“パートナー1”本体ではなく、それのためにオリジナルでいちから開発したというメタルのブレスレット、アウトライン・リベットブレスについてだ。

 このアウトライン・リベットブレス、そのスタイルはダイバーズウオッチなどのスポーツ系モデルに使われている3連のスタンダードなタイプなのだが、実は現代のそれとはだいぶ構造が違うのである。

 メタルブレスレット自体、小さな金属のコマをつなげて作られるが、現在よく使われているブレスレットは、そのコマ自体はステンレススチールの無垢(塊)で製造されており、堅牢性と耐久性を高めた作りとなっているものの、そのぶん厚くて重い。

表面はサテン仕上げでサイドはポリッシュ仕上げ(鏡面)が施されている。若干伸び縮みするエクステンション仕様という点も特筆ものだ

 一方、アウトライン・リベットブレスは、ステンレスの板を巻いて作るため中が空洞になっており軽くて薄いのである。これはロレックスが1950年代半ばから1960年代半ばまで製造したコマとコマをリベットで繋いだ通称“リベットブレスレット”を忠実に再現したものだからだ。

 社外品のリベットブレスと聞くとかつて流通していたクオリティの低い代替え品を思い起こす人も多いだろう。しかし今回は、自身も筋金入りのアンティークロレックス好きである木下ほうか氏が「一番にこだわった」と言うほど、当時のアンティークロレックスに合わせても、その雰囲気を損ねないレベルに仕上がっている。確かに最初の時点では真新しさは拭えないにしても、使い込むほどになじんでくるに違いない。

バックル側のコマは、それぞれ二つ装着されているリベットの一方がネジ留め仕様となる。これを精密ドライバーで外すことでコマ詰めが可能だ

 しかもこれには、ほうか氏の要望で、ロレックスの当時のリベットブレスにはなかったある画期的なアイディアが盛り込まれている。それは一部のコマはリベットではなくネジ留めにしているため精密ドライバーがあれば、自分自身でブレスのコマ詰めができる仕様にしている点だ。

 実のところ当時のオリジナルはこれがないため、コマ詰めの際にコマの内側を中央からめくり上げて外し、折り曲げたものを再び元に戻す必要があったため到底自分でできるものではなかった。その意味でも格段に使い勝手が向上しているのだ。なお、製造にあたっては、日本における老舗の時計ベルトメーカーとして知られるバンビ社が担当している。

様々な時計にも対応。アンティークの雰囲気を手軽に楽しめる!

アウトライン・リベットブレスを単体で購入した場合は、フラッシュフィットのほかにフィットカン(赤丸印)が18mmと20mmタイプの2種類が付属する

 このアウトライン・リベットブレスは、ブレスレット単体でも販売される。その場合には、フィットカン(赤丸印)と呼ばれるパーツが付属する。幅は20mmタイプと18mmタイプの2種類。これをブレスレットのエンドピースに装着することで、手持ちの時計のラグ幅がこのどちらかのサイズであれば付け換えて楽しむこともできるのだ(バネ棒は付属しません)。

 そこで今回、同じアウトラインが展開する“コンプレダイバー1960”にこのアウトライン・リベットブレスをセットしてみた写真がコレである。ラグ幅が20mmのため、同サイズのフィットカンをブレスレットのエンドピースのリンク(出っ張っているところ)にはめ込み、通常サイズのパネ棒を通して装着している。

アウトライン・リベットブレスに20mmタイプのフィットカンを装着して、コンプレダイバー1960に装着。ヴィンテージレザーのベルトとは雰囲気がガラリと変わった

 本来装着されているヴィンテージ調の革ベルトとは雰囲気がガラッと変わり、思っていた以上にいい雰囲気なので驚いた。コンプレダイバー1960自体はもともと1960年代のダイバーズウオッチをモチーフしたモデルだけに、雰囲気がぴったりだったのだろう。

1960年代のコンプレッサーダイバーをモチーフに作ったアウトライン・コンプレダイバー1960。本来は写真のようなヴィンテージレザーがセットされている。4万9500円

 シンプルでケースが薄いクラシカルなドレス系モデルはどうかわからないが、同じダイバーズウオッチなどのスポーツ系ならそれなりに似合うに違いない。ぜひ、試してみてはいかがだろう。価格は2万4200円。現在、冒頭で触れたクラファンサイト「WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)」では、数量限定ながら10%OFFにて先行予約を受け付けしている。

WATCH Makers

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa


時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

もっと見せる

関連記事

Close
Close