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Vol.1107 俳優 spi(『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演について) | OKWAVE Stars

OKWAVE Stars Vol.1107は『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演にシュレック役で出演のspi(すぴ)さんへのインタビューをお送りします。

Q ドリームワークスのアニメーション映画『シュレック』はご覧になっていましたか。

Aspi子どもの頃に英語で観ていました。声優を務めたのが好きだったマイク・マイヤーズやエディ・マーフィー、キャメロン・ディアスらでしたし、ドンキーがかわいいなと思いました。

Q 1,300人もの「全キャストオーディション」からシュレック役に選ばれました。

Aspi母から「オーディションがあるよ」と連絡があって、応募しました。出演が決まった時は嬉しかったですし、多数のオーデイション参加者がいたとのことで、参加者全員が納得できるシュレックを演じられればと思いました。

Q 台本の印象はいかがでしたか。

Aspiオリジナルのアニメよりもこの舞台版の方がより人間味があって、お客さんが共感できるポイントが多いのではないかと思いました。同時に、演劇的なコメディがたくさん詰まっていて、お子さんはもちろん、家族連れで楽しめる面白いミュージカルになっているなと感じました。

Q シュレックの役柄をどう受け止めましたか。

Aspi冴えない、イケてない、独身、という感じですね(笑)。臭くて、大きくてちょっとデブで。価値観が社会とズレていて、卑屈で孤立していて、除け者にされてしまっている存在です。シュレック自身は人間ではなくオーガですが、重なって見える部分は多いのかなと思います。見た目の印象は僕自身とはだいぶ違いますが、自分が好きなものが社会とズレているという部分では僕自身共感できるところもありますし、社会とズレていても自分がやりたいことをやって生きている、という人が自分以外にもいるんだという共感につながればいいなと思っています。

Q シュレックは舞台上ではどのような姿で登場されるのでしょう。

Aspiアニメのイメージに近い、本格的なものをお見せできると思います。マスクは僕の顔の型をとって作っているんです。オーガの太めの体型にするために衣装の方には肉を足したりもしています。

Q 演出の岸本功喜さんとはどのような話をされていますか。

Aspi僕は演技プランを作り込んでいくタイプなのと、英語が理解できるので、ブロードウェイ版を観て、日本語では表現し切れていないウィットや引用などの細かい表現についての提案をさせていただきました。僕のことを信じていただいて、一緒に作り上げていっているところです。
英語作品の日本版の訳文は、原文の背景を汲み取り切れていないことが多いので原文と照らし合わせて読むことが多いのですが、翻訳・訳詞をされている小島良太さんは英語のカルチャーを理解されていて、翻訳から原文ではこう言っているのだろうなということが伝わってくるので、今まで見た中で一番上手な日本版の翻訳だと感じています。
岸本さんはお芝居をすごく大事にされていて、リアルさと作り物のバランス感覚が優れていると感じています。シュレックが住んでいる沼におとぎ話のキャラクターが追放されてくる冒頭のシーンと、その後のファークアード卿のお城のシーンにも表現の違いが表れています。おとぎ話のキャラクターが集まるシーンは舞台としての秩序美はありつつ、アシンメトリーでバランスが悪い無秩序感を表現しています。次のファークアード卿のお城のシーンは背景に左右対象に分けて並べていて、観ているお客さんに社会的な違いを潜在的に植え付けているように感じました。それが計算されたものなのかセンスなのかは分かりませんが、いいバランス感覚だと思いました。

Q 共演の方々の印象についてお聞かせください。

Aspiドンキー役の吉田純也さんとは7年ぶりの共演ですが人柄が全然変わっていなくて、とてもやりやすいなと感じています。ファークアード卿役の泉見洋平さんとは初共演ですが少しお話ししただけですごいと感じました。大ベテランの方なのに「やりにくいところはないですか」と聞いてくださったり、演劇に対してとても真面目で尊敬できる先輩だと感じました。他の役の皆さんも、その場で何が求められているのか瞬時に察知できる、アンテナの高い人たちが揃っていると思いました。

Q 本作ではどんな歌が多いのでしょう。

Aspi楽曲を手掛けているのはジニーン・テソーリという、僕も出演した『VIOLET』や、トニー賞最優秀オリジナル楽曲賞の『ファン・ホーム』など、ブロードウェイ作品を多く手掛けている方です。オン・ブロードウェイだけではなくオフ・ブロードウェイの作品も手掛けていますので、大規模作品だけではない、酸いも甘いも知っているような方です。そんな方が舞台系からポップス系まで、大衆受けし、かつ音楽家受けするようなマニアックな楽曲を作っています。最初聴いた時には不思議な感覚の歌もありますので、楽曲とともに長く作品を愛せると思います。お客さんは、最初は聴きやすいこちらの歌が好き、と思っていたのが、段々とこちらの歌も好きになる、といったことになると思います。

Q どんな人にとくに観に来てほしいですか。

Aspi子どもたちが楽しめる作品ですので、親子で観に来ていただきたいですね。おならやゲップのような、子どもが好きなギャグが散りばめられていますし、シンプルで分かりやすいコメディになっています。この舞台は、絵本を読んでいて子どもは楽しくて、大人は感動してしまうような現象が起こるのかなと期待しています。

Q お芝居で大事にしているところは。

Aspi映像と舞台とでは多少表現の違いもありますが、共通しているのは、共感できるかどうかです。どんなに突拍子もない役でも、観ている人が「自分にもあるな」とか「こんな人いるよね」とつながりを感じたり共感できるかどうかを第一に考えています。

Q spiさんからOKWAVEユーザーにメッセージ!

Aspi僕と同じ事を感じてほしいので、独身男性の皆さんはぜひ観に来てください。絶対に共感できる部分がたくさんあると思います。そして家族持ちのお友だちも一緒に観に来てください。家族連れで、小さなお子さんたちが泣いたり驚いたりもするのを心配されるかもしれませんが、むしろ出演者はそういうことが起きると活力になります。普遍的なメッセージもありますし、この作品を観れば、池袋駅までの帰り道、きっと笑顔になれるので、ぜひ観に来てください。

QspiさんからOKWAVEユーザーに質問!

spiシーザーサラダのクルトンってどういう意味なのでしょう。また、由来なども教えてください。

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■Information

『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演

『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演2022年8月15日(月)~28日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
※15日(月)はプレビュー公演

物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む、怪物・シュレック。
彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていました。
そんなある日、領主・ファークアード卿によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてきます。
静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう交渉。
真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、「自分の代わりにドラゴンと戦って、囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出します。
仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たのですが・・・

原作: ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』
脚本・作詞: デヴィッド・リンゼイ=アベアー
作曲: ジニーン・テソーリ
翻訳・訳詞・音楽監督: 小島良太
演出: 岸本功喜

出演: spi 福田えり 吉田純也 岡村さやか 須藤香菜 新里宏太 鎌田誠樹 鈴木たけゆき 熊澤沙穂 岩﨑巧馬 大井新生 澤田真里愛 石田彩夏 大村真佑 小金花奈・矢山花(Wキャスト)/泉見洋平

主催・企画・製作: フジテレビジョン/アークスインターナショナル/サンライズプロモーション東京

公式HP: https://www.shrek-musical.jp/

『シュレック・ザ・ミュージカル』ライブ配信が決定!

8月15日(月)18:00に上演されるプレビュー公演を、全国どこからでも誰とでもお家にいながら楽しむことができます。
また、アフタートークショーも開催決定!

ライブ配信
8月15日(月)18:00
配信プラットフォーム:ZAIKO
販売期間:8月10日(水)10:00~8月15日(月)20:00まで
視聴チケット料金:3,500円(税込)
※アーカイブ配信(見逃し配信)は権利の都合上ございません。

アフタートーク
①8月15日(月)18:00
テーマ:演出・音楽監督と主演による見どころ/聴きどころ、プレビュー公演後の感想
出演:spi、岸本功喜、小島良太(司会:吉田純也)
②8月21日(日)16:30
テーマ:特殊衣装の裏話
出演:岡村さやか、須藤香菜、新里宏太、岸本功喜、小島良太(司会:吉田純也)
③8月26日(金)13:00
テーマ:メインキャストによる秘蔵トーク
出演:spi、福田えり、泉見洋平(司会:吉田純也)

アフタートークのみ参加できるアフタートークチケットも販売致します。
発売日:8月10日(水)AM10:00~
発売所:チケットぴあ
料金:500円(税込)

■Profile

spi

俳優 spi(『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演について)神奈川県生まれ。
5歳のころから米海軍のシアターグループに所属。子役として数々のオペラやミュージカルに出演し、演技や歌唱の基礎を築く。また、横須賀少年少女合唱団に参加後、ボーイソプラノ・ソリストとして幅広い音楽に触れる。現在は、舞台に数多く出演するほか、歌手としてライブ活動も精力的に行っている。近年の主な出演作に、ミュージカル『オリバー!』(ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ演出)『刀剣乱舞』シリーズ(茅野イサム演出)『ジャージー・ボーイズ』『VIOLET』『手紙2022』(藤田俊太郎演出)などがある。2021年佐藤流司、福澤侑、心之介と音楽パフォーマンスユニットZIPANG OPERAを結成し活動中。2022年10月には3度目となる『ジャージー・ボーイズ』への出演も控えている。

https://twitter.com/spi_bot_william
https://www.instagram.com/william.spearman/

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