俳優

【俳優名鑑】日本語演技で一躍有名に・・注目の韓国俳優 パク・ビョンウン – DANMEE ダンミ

この劇中、パク・ビョンウンは、ラエルとの出会いで恋に落ち、危険な選択をすることになるLYグループの最高経営者 カン・ユンギョム役に扮している。

ソ・イェジのドラマ復帰作で話題となった作品だが、第1話の放送で目を引いたのは、企業家としてカリスマ性あふれるカン・ユンギョムの登場だった。

最高企業のトップならではのオーラとミステリアスな雰囲気をまとった役どころを、パク・ビョンウンは初回放送にして完全に演じ切っていたからだ。

『イブ』に出演中のパク・ビョンウン(画像出典:tvNドラマ)

ドラマ初主演ながら、今まで見られなかった新キャラクターの登場を予感させた彼の活躍に、視聴者からは期待が集まっている。

また、『イブ』で主演に抜擢されたパク・ビョンウンは、tvN(Netflix)『還魂』にも特別出演をしている。

ここでは、韓国ドラマ界で活躍を見せ、日本のドラマファンからもじわじわと注目を集めているパク・ビョンウンを紹介しよう。

アイドルのスカウトを全て断り、俳優の道へ

パク・ビョンウンは、1977年7月生まれの44歳(日本年齢)。2000年にMBCドラマ『新貴公子』でデビューして以来、

ドラマとスクリーンで活躍を見せてきた。

映画では『サイボーグでも大丈夫(2007)』『悪いやつら(2013)』『泣く男(2014)』『男と女(2017)』『SEOBOK/ソボク(2021)』など、日本でも人気の高い作品にも出演。

ドラマではMBC『ロードナンバーワン(2010)』tvN『この恋は初めてだから(2017)』SBS『親愛なる判事様(2018)』tvN『アスダル年代記(2019)』など、あらゆるジャンルの作品で活躍を見せている。

俳優として第一線で活躍中のパク・ビョンウンだが、甘いビジュアルから10代の頃はアイドルグループのスカウトが多かった。特に、学生時代はボーイズグループ太四子(テサジャ)のメンバーになりかけたそうだ。

だが、パク・ビョンウンはそれを全て断り、目標であった”俳優”への道を選んだ。

また、中央大学演劇映画科に進学した後、20代になってもアイドルへの提案が後を絶たなかったというが、やはりこちらも断ったそうだ。

転機となった、映画『暗殺』

ドラマや映画に顔を覗かせるも、ほとんどが助演クラスだった。そんな彼が無名時代にピリオドを打ったのは、2015年に公開された映画『暗殺』にて。

劇中、チョン・ジヒョンの婚約者である日本軍将校(朝鮮駐屯軍司令官)の川口しゅんすけ役を演じ、特有のサイコパスのような行動と演技で注目を集めた。

『暗殺』に出演したパク・ビョンウン

映画 『暗殺』に出演したパク・ビョンウン(画像出典:©SHOWBOX)

出演した分量が少ないにもかかわらず、インパクトのある演技と完璧な日本語のセリフを披露し、観客に強い印象を残している。

この配役を受けるために、彼は4回のオーディションを受けたそうだ。

1回目では、発音、イントネーションなど日本語を学んだ後、日本語の台詞を全部覚えていった。

続いて2回目では、川口しゅんすけの人生一代記、家族関係、性格などを考えてレポートに作成し、監督に提出。

3回目は、軍服と手袋、銃を準備してアクションを披露し、4回目では台本をもう一度精読し、強迫的な行動をするキャラクターを考え、準備していったそうだ。

4度に渡るオーディションの末、出演俳優の中で一番最後にキャスティングされ、映画に合流することになったという。

また、ドラマ『ボイス3(2019)』でも在日韓国人役を担い、特有の発音とイントネーションで鳥肌の立つ日本語演技を見せている。

これほど上手な日本語セリフを演じた彼であるが、映画のオーディションを受けるまで日本語は全く知らなかったそうだ。

『ボイス3』に出演したパク・ビョンウン

『ボイス3』に出演したパク・ビョンウン(画像出典:OCNドラマ)

これ以降、Netflix(ネットフリックス)『キングダム2(2020)』、『キングダム:アシンの物語(2021)』を通じて、世界中に名を知らせたパク・ビョンウン。

日本の韓ドラファンから、気になる韓国俳優に浮上した彼は、偶然にも渾身の”日本語演技”が功を奏した俳優であった。

(構成:星野沙)

もっと見せる

関連記事

Close
Close