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ハナコ・岡部大 俳優&子育て修行中「笑いは不自然、芝居は自然」― スポニチ Sponichi Annex 芸能



大ジャンプをするハナコの岡部大(撮影・西海 健太郎)
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 お笑いトリオ「ハナコ」の岡部大(33)が俳優として躍進している。2020年のNHK連続テレビ小説「エール」でデビューし、初主演を飾っているテレビ東京ドラマ「しろめし修行僧」(金曜深夜0・12)も話題だ。一方、私生活では3月に第1子が誕生。俳優業と並行して慣れない子育てに奮闘する日々で、パパとしても“修行中”だ。

 丸刈りに太い眉、ガッチリとした体形など男くささが際立つ岡部。その存在感を買われ、俳優として話題作、大作への起用が続く。

 朝ドラでデビューした後、TBS「私の家政夫ナギサさん」(20年)などに出演。初の主演に抜てきされた「しろめし修行僧」では、白飯に合う最高のおかずを追求する修行僧役を演じ、本人の純朴なイメージを生かした芝居が高く評価されている。ついには来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に徳川家康の腹心となる武将・平岩親吉役で初出演が決まった。「まさかの主演の次は大河ですよ。“あの大坊がね”って祖父母と両親が喜んでいます」と信じられない様子だ。

 「笑いは不自然、芝居は自然」がモットー。お笑いでは変顔して大声を出すボケのキャラクターだが、演技では脚本を丁寧に読み込み、しっかりと感情をつくってセリフを発する。俳優デビューが決まった時、所属事務所「ワタナベエンターテインメント」の渡辺ミキ社長(62)に社長室でマンツーマン指導を受け、教えてもらったという。

 憧れは同じお笑いトリオで俳優としても活躍する「ネプチューン」の原田泰造(52)と「東京03」の角田晃広(48)。「自分とはかけ離れたようなキャラを演じ切れてこそ俳優さん。僕なんてまだまだ」と謙遜しながら「お二人の背中を追いたい。コントも面白くて演技も凄いっていう存在に自分もなりたい」と意気込んだ。

 私生活では「しろめし修行僧」の撮影真っただ中だった3月上旬に第1子が誕生。「撮影の空き時間に生まれたので、皆さんに祝福してもらいました」とうれしそうに振り返った。しかし、喜びもつかの間、4月15日のクランクアップまでの約1カ月間は大変だった。

 「子供が生まれて生活がガラッと変わりました。夜中のミルクあげとか、夜泣きをあやしたりとかで、寝不足で目の下のクマが凄くなってしまって。メークや照明でクマを目立たなくしてもらいました」

 初主演作の重圧を抱えながら、パパとしても育児に積極参加。その必死な姿に現場スタッフは「なんとか消してみせる」と、化粧や照明の加減でクマを目立たなくしようと一丸に。岡部は「ありがたくて、本当にいい思い出になりました。子供が大きくなった時に“お父さん、ちょうど大変な時だったんだぞ”と伝えたい。まさに公私で“修行中だったんだぞ”と」と笑う。

 俳優としてパパとして“修行”を重ねる日々。「大坊」は鍛錬を乗り越え、子供に誇れる俳優になることを目指す。

 ◇岡部 大(おかべ・だい)1989年(平元)5月30日生まれ、秋田県出身の33歳。早稲田大卒。14年に菊田竜大(34)秋山寛貴(30)と「ハナコ」を結成。18年にキングオブコント優勝。主なレギュラー番組にフジテレビ「新しいカギ」、日本テレビ「有吉の壁」など。昨年3月、大学のサークルの後輩だった一般女性と結婚。血液型O。

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