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ディーン・フジオカ、海外から日本へ拠点移した理由震災やコロナ禍で気づいた故郷・福島への想い「世界は自分の中にある」 | ORICON NEWS

映画『Pure Japanese』の企画・プロデュース・主演を務めるディーン・フジオカ(C)2021「PURE JAPANESE」製作委員会

 2004年に香港でデビュー以来、国内外でモデル・俳優・ミュージシャンとして精力的に活動を続け、朝ドラ『あさが来た』(NHK総合)の五代友厚役でブレイクしたディーン・フジオカ。本作以降は日本に拠点を移し、今年は『青天を衝け』(NHK総合)で大河初出演を果たすなど、話題作の出演が続いている。28日に公開される映画『Pure Japanese』では、企画・プロデュース・主演を務めた彼に、本作への思いや日本を拠点に活動を続ける理由を聞いた。

世界を飛び回ることが“目的”ではない 震災で気づいた自分の理想とは?

――ディーンさんはもともと香港やインドネシアで活動されていましたが、数年前から日本に拠点を移されています。日本を飛び出して活躍することは、“夢”や“目標”というイメージがあるのですが、ディーンさんにとって世界で仕事をすることはどんな意味を持つのでしょうか。

ディーン・フジオカ以前は、あちこち飛び回ることが世界で仕事をすることだと勘違いしていましたし、自分はどこでも仕事をして生きていけるんだという自信もあったので、日本に拠点を移すことは考えてもいませんでした。ところが東日本大震災が起きて、自分は安全に快適に暮らすことはできるけど、果たしてそれでいいのかと考えさせられたんです。

――ディーンさんは福島生まれでいらっしゃいますしね。

ディーン・フジオカはい。海外を飛び回っていたこともあって、福島のことを考える余裕はそれまでなかったのですが、3.11で改めて福島のこと、そして人間の命には終わりがあるんだということを強く意識して、自分に何かできることはないのかと考えるようになったんです。とはいえ、具体的に何か福島のためにできたことがあるかというとそうではないのですが、願わくは、自分がした仕事が回り回って、生まれ故郷の福島に良い影響を与えることができたらという思いを持って、いま日本で仕事をしています。

――今後も日本での活動をメインにしていかれるのでしょうか?

ディーン・フジオカコロナ禍になったことで初めてこんなに長く日本にいますが、“世界は自分の中にある”ということに気付いたので、日本でどうのというよりは、自分が伝えたいこと、表現したいことを、場所に関わらず様々な手段で生み出していこうと考えるようになりました。今回は映画という表現手段を使ってひとつの思想を提示し、作品が公開されたらその思想が多くの人に伝わっていきますよね。それって、過去に自分がイメージしていた“世界で何かをやる”という理想に最も近いことだと気付いたんです。

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