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2021年ブレイク俳優ランキング | ORICON NEWS

 今年も残り10日を切り、1年を振り返る時期となったが、今年も数々の映画やドラマが人々の心に潤いをもたらした。ORICON NEWSでは、先日の女優部門に続き『2021ブレイク俳優ランキング』を発表。首位に輝いたのは、話題のドラマに次々と出演し、多彩な顔を見せた【山田裕貴】だった。

ドラケン、慶喜、志村けん…役者としてのふり幅の広さを全世代が支持

 昨今の同ランキングTOP10に常に登場していた【山田裕貴】が、ついに首位を獲得。山田と言えば、主演も脇役もどんなキャラクターでも演じ切る実力派俳優としての認知度は高い。今年はより彼の“演技力の高さ”を再確認する場面が多く、今回のランキング結果につながったといえる。

 その証拠に、映画『東京リベンジャーズ』のドラケンこと龍宮寺堅、『燃えよ剣』の一橋慶喜などの実写化など、多彩な役柄を見事に演じ分ける熱演ぶりに、絶賛の声が寄せられた。2016年のオリコンからの取材に「僕はずっと“カメレオン俳優”と呼ばれたくてこれまで俳優をやってきた。ジャンル問わず、どこにでも顔を出す俳優になりたい」と語っていた山田。それが今年見事に実現して、満を持しての1位獲得となった。

 キャリアを重ねての1位獲得に、ユーザーコメントでは「今年1年でもいろんな役を演じていて、それぞれに印象的で驚いた」(千葉県/40代・女性)、「ずっとすごい役者さんという印象ですが、今年の出演作品は特にインパクトがあって記憶に残っている。実写映画のキャラクター再現は難しいと思うけどぴったり、いやそれ以上の評価だったように思います」(熊本県/30代・女性)と、演じる役柄の幅に驚きと称賛の声が寄せられた。

 世代別でも10代と50代で1位を獲得。「いろんなところで見かけた気がするから」(福岡県/10代・女性)、「シリアスでも、三枚目でも演技幅が広いと思います」(東京都/50代・男性)と、出演作の多さから世代を超えた人気を実証した。27日には、スペシャルドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)が放送。山田がどんな志村けんさんを演じるのか、楽しみだ。

ドラマ、映画、舞台、バラエティなどメディア多数出演で認知を拡大

 上半期の同ランキングで1位だった【仲野太賀】は、年間では2位に。4月クールの菅田将暉主演ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)に登場するトリオ・マクベスの一員、美濃輪潤平役が好評で、準主役級の飛躍を見せた。続く7月期のドラマ『#家族募集します』(TBS系)では、お好み焼き店の従業員として主人公の魅力を引き立たせる好青年を見事に演じた。

 一方、映画『すばらしき世界』では、役所広司演じる元殺人犯を追う若手テレビマン役、『ONODA 一万夜を越えて』では津田寛治演じる小野田寛郎・旧陸軍少尉に戦争が終わったことを伝える旅人役など、シリアスな役柄にも挑み新たな一面を見せた。

 木村拓哉と共演したマクドナルドをはじめ、漫画アプリ「ピッコマ」、アサヒビール『アサヒ ザ・リッチ』、任天堂『メトロイド ドレッド』など、認知拡大とともにCMへの起用も増加。ほかにも2つの舞台、アーティストのMVにも出演と、テレビにとどまらない活動を見せている。

 コメントでも露出の多さを上げる人が多かく「今年は1月から連ドラ出演が尽きなくて、体調面の心配もしつつとても嬉しかった。番宣でバラエティにたくさん出ていて、持ち前の明るさで結果を残しててすごいなと思った」(奈良県/10代・女性)、「ドラマでも存在感がスゴいと思います。またCMで見かける機会が増えました。すごく自然体な感じなので好きです」(福岡県/30代・女性)との声が多数寄せられた。

『最愛』での演技でランクアップ 俳優以外の活動も増えさらなる飛躍に期待

 上半期6位から3位へ急上昇し、TOP3入りを果たした【松下洸平】。10月クールのTBS系ドラマ『最愛』では、吉高由里子演じる連続殺人事件の重要参考人に惹かれながらも彼女を追う刑事役で、葛藤する演技が好評を呼んでいる。

 そのほかにも今年は『知ってるワイフ』(フジテレビ系)、『向こうの果て』(WOWOW)、映画『燃えよ剣』に出演。出演作が続き、役者としての認知度を着実に上げている。

 さらに、彼の人気を拡大させているのが『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内の人気企画「グルメチキンレースゴチになります!22」のレギュラー。NEWS・増田貴久とのやりとりなども含め、バラエティでしか見られない人柄に注目が集まり、年末のクビ決定か否かも気になるところだ。

 ユーザーコメントでは「『最愛』は、出世作になると思う。清潔感もあるし、これからひっぱりだこになると思う」(東京都/40代・女性)、「今期の『最愛』で主要人物として出演していること、ゴチになりますにも出ていることから飛躍していると感じました」(大阪府/30代・女性)と『最愛』での演技を評価する声があがった。

 また今年は、8月に1stシングル「つよがり」をリリースし“アーティスト”としての顔も見せた。「草食っぽい雰囲気でありながらセクシー」(静岡県/30代・女性)と女性からの支持も多く、来年以降の活躍でさらにファンを増やしていきそうだ。

⇒総合TOP10をチェック

ジャニーズ俳優が多数ランクイン 朝ドラ&月9での演技も好評

 例年に比べて、ジャニーズグループであり俳優としても活躍する面々がランクイン。King&Princeからは【永瀬廉】(6位)と【岸優太】(10位)がそれぞれTOP10に登場した。

 永瀬は、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)出演がランクアップの要因に。その話題性もあり、2022年1月には同局で『わげもん〜長崎通訳異聞〜』の主演を務めることも発表されている。

 朝ドラだけではなく、映画でも主演作が続いており、来年さらに俳優としての活動に注目が集まる。コメントでも「朝ドラの印象はすざましいほどのインパクトあった。とにかく、スゴイいい芝居だった。こんなスゴイ俳優さんがいたんだと思っていたら、アイドルだという。びっくりした」(大阪府/50代・男性)との声もあった。

 10位にランクインした岸は、月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演。ここでの演技が視聴者の印象に残り、「第25回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ」2021年度 夏ドラマの選考では「助演男優賞」を受賞した。

「演技はなかなか上手く、テレビで単独で見る機会が増えました」(北海道/40代・男性)と男性からのコメントも多く、来年1月9日にはドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系)にて、明神亥ノ吉役も務める。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の「DASH島」や『VS魂』(フジテレビ系)など、これまではバラエティの印象が強かったが、今年は俳優としての才能も開花させるきっかけになった。

 また、SixTONESの【松村北斗】は8位に。松村は上半期の際に世代別TOP5で10代の3位に登場していたが、総合ランキングでは今回が初のランクインとなった。

 現在は、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演中のほか、森七菜とダブル主演した映画『ライアー×ライアー』、劇場版『きのう何食べた?』へも出演し、多彩な役どころを演じた。

 特に、朝ドラは幅広い年代の視聴者がいるため、ここでの役者としての評価は今後の活動にも大きな影響を与える。松村へのコメントの中で「ドラマに映画に役によって印象が変わり、ジャニーズらしさを消すのが上手い」(愛知県/20代・女性)というものもあり、TOP10入りした3名を見るとアイドルと役者との“二刀流”がうまく評価され、ブレイク俳優にランクインしたといえる。

 これまでネクストブレイクとしてTOP10入りしていた俳優と、毎年着実に順位を上げてきた俳優、急浮上した俳優と、これまでよりも動きのある結果となった同ランキング。コロナ禍から復調の兆しを見せ、エンタメ作品も徐々に増えてきており、演者の新陳代謝もしっかり行なわれている。それと同時に、女優以上に俳優は、朝ドラや月9のような注目作への出演がブレイク(認知度アップ)への大きなきっかけになることが、改めて感じられた。

【調査概要】
調査時期:2021年11月11日(木)〜11月22日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女※各年代均等割付)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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