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カン・ハヌル 2022年日本ブレイク必至!身に着けていたある ’日本の言葉’ – DANMEE ダンミ

韓国で大ヒットを記録した韓国映画『雨とあなたの物語』が、12月17日より日本で封切りされた。カン・ハヌルとチョン・ウヒが主演を務め、忘れることのできない青春の煌めきや切なさを丁寧に描いたラブストーリーは、日本の映画ファンにも好評のようだ。本作で浪人生役を演じたカン・ハヌルは、これまでも多くの作品を通して韓流ファンには知られた演技派俳優だが、いよいよ日本でも大衆的な人気を得そうな予感だ。そんな彼が、本作プロモーションで語ったインタビューを再編して掲載する。(記事・写真提供:ⓒ 女性東亜)

青春の象徴、チャドナム(都会のクールな男)、純愛男まで‥様々な役柄を、全て自分のものにして演じてしまう俳優、カン・ハヌル。

そんな彼が、2022年にいよいよ日本でブレイクするのではと囁かれている。

インタビューに応じた俳優のカン・ハヌル。(写真提供:ⓒ 女性東亜)

2007年にKBS2ドラマ『最強!うちのママ』でデビューしたカン・ハヌルは、ブラウン管とスクリーン、そして舞台を行き来しながら、誰よりも忙しくフィルモグラフィーを積み上げてきた。

2013年、SBS『相続者たち(2013)』では、クールながらも内に情熱を秘めたイ・ヒョンシン役を演じ、イ・ミンホ演じるキム・タンの良き理解者として、その顔を知らせた。そして翌年に放送された、tvN『ミセン-未生-』では、チャン・グレ(イム・シワン)の同期で、野心的な性格の持ち主チャン・ベッキを演じ、俳優として広く認知されるように。

そして2016年、SBS『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』では第8皇子ワン・ウクを引き受け、先輩俳優のイ・ジュンギとIU(アイユー)演じるヘ・スを巡って恋の火花を散らすなど、着々とその階段を上り続けている。

そんな彼の”カメレオン”ぶりは、誰もが一目を置いているほど。中でも、現在日本で公開中の映画『雨とあなたの物語』で演じたヨンホは、「彼にとてもよく似ている」という評価を多く受けた。

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監督に好かれる理由は”扱いやすさ”?

「ヨンホという人間は、上辺だけで表現するより、自身の内面に神経を使う人間なんです。これまでは役をいただいたら、その人に見えるように努力していたんですけど、今回の作品では、むしろヨンホがカン・ハヌルに見えるように気を付けました。だから、演じることが少しだけ楽でした」

個人的には、デビュー当時から自身は変わってないと語る。

個人的には、デビュー当時から自身は変わってないと語った。(写真提供:ⓒ 女性東亜)

現在31歳(日本年齢)のカン・ハヌル、ヨンホは20代前半だ。彼自身の20代は、どんなものだったのだろうか。

「舞台俳優として活動していた時期でした。その時は、毎日本当に試験を受けているような気分でしたね。”ミスしてはだめだ、間違えずにやらないと”そんなことばかり考えてました。でもそのプレッシャーは、全くストレスではありませんでした。至極当然だと思っていたし、そう生きようと努力していたんですね。カン・ハヌルという、一個人の事だけを言えば、今も当時も大きく変わってないと思います。今も昔も、楽しいことが好きで、笑うことが好きです」

ヨンホは進路について悩み、葛藤した思春期過ごしている。しかし彼自身は、意外にも悩んだ記憶がないのだとか。

「これは謙遜でもなんでもなく、本当に、すごく運が良かったんです。その時も、今のような楽しい仕事がしたくて、探す努力はしてましたけど‥苦労とか辛いとかは思わなかったですね。もし20代の自分に伝えたい言葉があるとしたら、”なんでも休み休みやれ”そして”軍隊は20代前半に行け”ですかね。軍隊に行ってみて感じたことは、20代前半に行って来たやつが勝者だということでした(笑)」

観客動員数560万人を記録した人気映画『ミッドナイト・ランナー(原題:青年警察)』

観客動員数560万人を記録した人気映画『ミッドナイト・ランナー』。(画像出典:(C)2017 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.)

カン・ハヌルは、映画『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯(邦題/2016)』『ミッドナイト・ランナー(邦題/2017)』など、いわゆる”青年世代”を演じることが多い印象だ。監督たちが、彼を配役する理由が気になるところだが、本人も首をかしげる。

「それは‥なんでですかねえ(笑)。想像するに、僕は扱いやすい人間なのかなと思います。僕は、演出された通りに芝居をするのが好きなんです。だから監督たちも、僕をフランクに思い出してくださるんじゃないかと思います」

彼はよく”美談製造機”と言われる。それくらい、彼の周囲から、心温まるエピソードがとめどなく出て来るのだ。なんだかこの謙遜した言葉も、そんな彼の一面をうかがわせる。

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そしてカン・ハヌルは、いつも笑顔だ。彼の言葉を文字で追っているだけでも、ファンならその笑顔が浮かんでくるだろう。明るさの根源は、どこにあるのか。

「そんな風に思っていただいて、ありがたいです。多分、笑い上戸なんでしょうね、ほんの少しのことでも、笑いこけてしまうから。子どもの頃から、いつも楽しいなと思って毎日を過ごしてたし、家の雰囲気も良かったので、そういうことが1つ1つ積み重なって、こういう性格になったのかもしれませんね(笑)」

理想はただ一つ「僕の出演作を楽しんで観てほしい」

彼のフィルモグラフィーを見ると、出演作品が本当に多ジャンルだ。

『雨とあなたの物語』で文通相手を切実に待ち続けたヨンホだが‥

『雨とあなたの物語』でヨンホは、文通相手を切実に待ち続けが‥。(写真提供:ⓒ 女性東亜)

映画『記憶の夜(2017)』では、誘拐された後に別人のように変わり果てた兄を演じ、『ミッドナイト・ランナー』ではコメディータッチな一面を見せた。そして除隊後の復帰作、KBS2ドラマ『椿の花咲く頃(2019)』ではメロドラマを披露。俳優として見せたい理想の姿は、どんなものだろうか。

「僕はそんなに、野望を持った人間ではありません(笑)。”こういう姿を見せたい、見せないと”という気持ちはないですね。台本が面白ければ、その良い感じが伝わると信じてますし。(思いが)あるとすれば、”僕が出演している作品を、お客さんには楽しく観てほしい”という気持ちだけです」

2021年、カン・ハヌルは俳優生活15年を迎えた。デビューしてからこれまで、演技をする上で守って来たことがあるという。

「デビューしてからずっと努力していることは”作品より目立たない事”。僕の演じる役の下に、作品がないようにするという思いは、いつも感じています」

除隊後の復帰作はドラマ『椿の花咲く頃』だった。

除隊後の復帰作はKBS2ドラマ『椿の花咲く頃』だ。(画像出典:KBSドラマ 公式Facebook)

そんな彼に、出演作をどんなふうに観てもらいたいか尋ねてみた。

「映画やドラマを観たあと、ご自身の過去の思いを重ねてみるのも良いのではないでしょうか。作品を観ながら、忘れていた記憶が思い浮かんだら、”観る”という時間の投資が、ポジティブな影響を与えられたんだなと思えますから」

俳優としてのカン・ハヌルは、最後まで主観が”自分”ではなく”他者(視聴者や観客)”だった。まさにそれは”カン・ハヌル”という人間を象徴している表現のようで、これこそが、ファンが彼を好きにならずにはいられない理由なのだろう。

かつて開設していた、個人のインスタグラムアカウント(現在は削除済み)でカン・ハヌルは、あるエピソードを語っている。それは「とても感銘を受けた」と言う1冊の本についてだった。その本の名は明かさなかったものの、「あまりにも心が揺さぶられた」という一節を、ブレスレットに刻印したというのだ。

そしてそれは、日本語で「私が付けることの意味以外に何の意味も存在しない」と刻まれていたのである。

また、『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』では日本に留学した役であったため、日本語のセリフを習得。さらに『雨とあなたの物語』では、彼演じるヨンホが日本に留学するというエピソードがあり「物語で縁のある日本で公開されてうれしいです」とコメントした。

何かと日本に縁(?)を持っている彼が、日本で知名度を上げるのは時間の問題だと思うのは、言い過ぎだろうか。

ⓒ女性東亜 提供(https://woman.donga.com/)
本記事は韓国メディア Donga.com Co., Ltd.が運営する女性東亜の記事内容の一部あるいは全部 及び写真や編集物の提供により作成されております。

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