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ついつい観てしまうスルメ感…「あたしンち」のほのぼのした日常に癒される – MOVIE WALKER PRESS

けらえいこ原作の日常コメディ漫画をテレビアニメ化した「あたしンち」。第1期が2002~09年、第2期が2015~16年の2度にわたって放送された本作の公式YouTubeチャンネルが今年5月に開設され、2021年3月までに約270話が随時公開されていく。ほのぼのとした作風でお茶の間に笑いを届けてきた作品の魅力を再確認したい。

「あたしンち」の公式YouTubeチャンネルが開設[c]ママレード/シンエイ

物語の中心となるのは、(テレビアニメ版の舞台)西東京市の田無にある、5階建てマンションの一室に暮らす立花一家。無口でマイペースな父、大雑把で明朗快活な母、主人公で恋に奥手な高校生の長女みかん、常識人な中学生の長男ユズヒコの四人家族で、彼らが繰り広げるささやかな日常を切り取ったストーリーが展開されていく。

巨大なステーキを注文する母巨大なステーキを注文する母[c]ママレード/シンエイ納豆に苦戦するユズヒコ納豆に苦戦するユズヒコ[c]ママレード/シンエイ

見どころはなんといっても、個性的な登場人物たち。特に母の存在感は強烈で、騒動を巻き起こしては周囲を巻き込み、そのいい加減な性格で呆れられつつも、憎めないキャラクターでみんなに愛されている。彼女が劇中で口ずさむ「情熱の赤いバラ~、そして、ジェラシー~♪」のフレーズも話題となり、観ている人も知らず知らずのうちに口ずさむスルメ感があった。

そんな母のペースに合わせられる主婦友の水島や戸山、みかんの男友だちの吉岡に彼女の想い人である岩木、ユズヒコのクラスメイトで独特の感性で周囲を驚かす石田ゆりといった一家を取り巻く人々も物語を盛り上げる。ちなみに、ユズヒコに片想いをしている川島という女子がおり、彼を振り向かせるために奮闘する姿も微笑ましいのだが、彼女の声を務めていたのが、のちに“現ドラえもん”の声優に抜擢される水田わさびだったりもする。

【写真を見る】ユズヒコに恋する川島の声を務めていたのは、大山のぶ代からドラえもんの声を引き継いだ水田わさび【写真を見る】ユズヒコに恋する川島の声を務めていたのは、大山のぶ代からドラえもんの声を引き継いだ水田わさび[c]ママレード/シンエイ

本作で取り上げられるのは、普遍的な日常のできごとばかり。母が作る味気ない弁当(ごはんと焼き鮭一切れ)にみかんが憤慨したり、思春期のユズヒコがカッコイイ髪型にしようと床屋に行くも、床屋さんにその意図が伝わらず理想とは程遠い髪型にされたり、地味だと思っていた後輩に彼氏ができて、みかんとその友人たちがショックを受けるといったドタバタ劇が展開。一方、クリスマス回では、自分以外の家族がクリスマスディナーを囲むことに乗り気でないことに母が落ち込むも、結局は家族一緒に過ごすことになるといった心温まるエピソードも。どれも身近に感じるものばかりで、家族で楽しめる作品として人気となった。

母の作るお弁当に文句を言うみかん母の作るお弁当に文句を言うみかん[c]ママレード/シンエイ

原作漫画を読んでいた人、放送当時にアニメを観ていた人、まだ観たことがない人も懐かしい気持ちになれる「あたしンち」。YouTubeでの配信ということで、”自分ンち”や通勤中の電車などで気軽に鑑賞してみてはいかがだろうか?

文/トライワークス

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